今年は新しいことに挑戦の年と決めた。
その第一歩が本を読む事。
読書って大人の趣味感あるよね。
今まで本を読む習慣が無かったからとても難しい。
1.何から読んでいいか分からない。
本と言ったらとりあえず本屋だろ。そう思って本屋に行った。
本多すぎ
本の洪水か?読書家はこの中からどうやって今日の1冊を決めているんだ?
タイトルで選んでいるのか?
もしそれで糞つまらない本を選んでしまったら、読書人生1日目で終わってしまうぞ。
分からない時はググる、インターネットに毒された子供部屋おじさんにはそれしか手段が無い。
テレビで紹介されていて記憶に残っているタイトルがあった。
コンビニ人間と言う本だ、早速調べてみる。
ハメか?自分で決められない俺をあざ笑っているのか?
検索の方法が悪かったな。
シンプルに「本 おすすめ」とかで検索しよう。
すると出てくる出てくるおすすめな本○○選。
ですぎる、結局1冊に決められない。
結局その日は何も買わず本屋を後にした。
最初の1冊が決まらなくて本を読むのを始められない。
自分で決められないのであれば頼るべきは友人だろ。
手あたり次第聞いてみる事にした。
すると一人の友人がぜひこの本を読んでほしいと言ってきたので、それを読むことにした。
2.本が読めない
読む本は決まった。ようやく読書人生の第一歩が踏み出せる。
ページをめくる、漫画とは違う紙の質感だ。文字がギュッと詰まっている。
1ページ読むのに何分かかるんだ?そもそもこの本は何百ページあるんだ?
これは手ごわそうだ。
高い壁ほど登った時気持ちがいいってミスチルも言ってたし、頑張って読むぞ。
そして感想を語り合うんだ。
しかし30分後には本を読んでいなかった。
なぜこんな事になってしまった。予定では気づいたら3時間経っていて、本は時間を忘れてしまうぜとか言っているはずだったのに。
原因はパソコンだ、本を読むだけだと時間が勿体ないと思いyoutubeで動画を流しながら本を読んでいた。
集中できるはずもない、気が付けば動画の方に引っ張られていた。
しかし原因が分かったのなら対処をすればいい、人は成長することができる。
パソコンの電源を落とし読書を再開することにした。
1時間が経った、何ページ読めただろうか。
結果は5ページしか進んでいなかった、1ページに12分。
何故そんなに遅いのか理由は簡単だ。
気づいたらスマホを弄っていた。
原因は通知だ。通知を見る為にスマホを触ったのが終わり、読書より手軽で受動的な娯楽の誘惑に負けてしまう。
しかし人は成長することができる。
スマホの通知を切り読書を再開することにした。
それからパソコンもスマホも触らず5時間が経った。何ページ進んだだろうか、5時間もあれば読み終わるのか?
結果は20ページほどしか進んでいなかった。
そう寝ていたのだ。睡眠と言う快楽に身を任せ、至福のひと時を過ごしてしまった。
結局その日は30ページしか読めなかった。
3.内容を理解していない
自宅では本を読めないと思い、翌日はスマホも持たずに外で本を読むことにした。
幸い近くに公園がある、公園なら誘惑されることはないだろう。
何もなければ本を読むしかない、少なくともこの作戦で本を読むことには成功した。
しかし別の問題も見えてきた。
文字を読む事はできる。日本の識字率は99%だ、義務教育も受けている。
しかし内容が入ってこない、書いてある事を理解するのに何回も読み直してしまう。
難しい事が書いてあるわけじゃない、ただ読んでいるだけで1行前の内容を覚えていなかったりする。
原因が分からないから対処もしようが無い。
ずっと本を読めば治っていくんだろうか。
3月から本を読み始めて7冊の本を読んだ。最初にしてはいいペースだと思う。
まだ自分から本を読む体にはなってはいない。
読む時間を決めて強制的に読んでいる。
せっかく始めたから半年は続けてみよう。
電子書籍は1冊買ったが今の俺には良くない。スマホに誘惑に勝てないのにスマホで本を読むのは難しい。自分から読みたいと思うようになったらチャレンジしてみよう。
実際の本は場所をとるから電子書籍の方がいいって言われるけど、場所とるくらい読める様になってから考える。今は文字の洪水の中で生き残ることを考えるだけだ。